メダカの飼育方法の解説を対話形式にしました
メダカを初めて飼う方に向けたメダカの飼育方法マニュアルを、わかりやすくするため対話形式にしました。
もとのテキストで読みたい方は以下の記事をご覧ください。
メダカの飼育に欠かせない容器の選び方






ろ過とバクテリアについて




メダカの水槽に最適なフィルター

こんにちは!メダカの飼育についてですね。どんな質問があるんですか?

はい、初心者におすすめのフィルターについて教えてください。

初心者におすすめのフィルターは、投げ込み式フィルター、外掛け式フィルター、上部フィルターの3つが挙げられます。

それぞれの特徴を簡単に説明すると、投げ込み式フィルターは設置が簡単で価格も安い反面、エアポンプを使うためうるさいことがある点がデメリットです。

外掛け式フィルターは濾過効果が高く、手入れもしやすい反面、投げ込み式よりも水流が強めであることがある点がデメリットです。

上部フィルターは水槽内の景観を損なわず、手入れが簡単な点がメリットですが、サイズが大きく、小型水槽には不向きです。

なるほど、どのフィルターもそれぞれメリット・デメリットがあるんですね。フィルターの中には、ウールやセラミック製の「ろ材」が入っていますが、それって交換が必要なんですか?

はい、ろ材は定期的な交換が必要です。フィルターの中に入っているろ材は、水槽内の不純物を取り除く働きをしますが、時間が経つにつれて効果が低下していきます。メーカーによって交換時期の目安が異なる場合があるため、ろ材の交換時期については、メーカーが推奨する時期に合わせて交換を行うようにしましょう。
水替えについて

水槽などの容器の水替えって、メダカ飼育には大切な作業だよ。

そうなんだ。どうしてメダカ飼育に水替えが必要なの?

水替えをしないと、水槽内の水質が悪くなってメダカが病気になる可能性もあるんだ。

じゃあ、水替えの頻度はどのくらいがいいの?

一般的には、週に1回から2回程度で、容器の1/3~1/2の量を水替えすることがおすすめされてるよ。

そうなんだ。でも、水槽内の水質によっては頻度を調整する必要があるってこと?

そうだね。水槽内の水の色が濁っていたり、異臭がする場合は、早めに水替えを行う必要があるよ。

なるほど。そういえば、最初にメダカを飼うときは白濁りに注意って聞いたことがあるな。

そうだね。初めてメダカを飼育する際は、ろ過バクテリアがじゅうぶんに繁殖していないため水が白く濁ることがよくあるんだ。

白濁りは危険ってこと?

そうだよ。白濁りは非常に危険な状態で、白濁りが発生した場合は餌の量は控えめにして、毎日1/4程度、頻繁に水替えを行う必要があるよ。

なるほど。水替えの方法はどうすればいいの?

水替えの際には、まず水槽内の水を半分程度抜いて、新しい水を徐々に加えるようにするといいよ。水道水には消毒のために塩素が含まれているんだけど、メダカには適切な水質じゃないから、カルキ抜きを使う必要があるよ。

そうなんだ。でも、カルキ抜きを使わなくても、水を放置しておくだけでも塩素は抜けるって聞いたことがあるんだけど、それは本当なの?

うん。水をバケツにくんでおいて1日放置すれば塩素は抜けるよ。でも時間がかかるから、カルキ抜きを使用した方が簡単かもしれないね。

なるほど、勉強になったよ。水替えは大変だけど、メダカが健康で美しい姿を見せてくれると、やっぱりうれしいよね。

カルキ抜きは最近では100均でも手に入れることができるよ。液体タイプと固型タイプがあり、固型タイプは「ハイポ」という名前で販売されていることもあるね。カルキ抜きを使用する場合には、必ず使用方法や量を守るようにしようね。
ろ過についてのさらに詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
メダカの生体の選び方

メダカを飼うにあたって、どのような点に気を付ければいいですか?

まずは健康な個体を選ぶことが大切ですね。泳ぎ回る元気なメダカを選ぶことをおすすめします。また、好みに合わせて体型や体色の違う品種を選ぶこともできるよ。

品種によって飼育環境が異なることはあるんですか?

そうですね。たとえば、アルビノ種は明るすぎる環境には適していないという説があります。まずはメダカの飼育と繁殖を楽しむために、ヒメダカや白メダカ、楊貴妃、みゆきメダカなどメジャーな品種を選ぶことをおすすめするよ。

メダカの年齢や大きさについてはどうですか?

メダカの寿命は2年程度だから、年齢が高い個体は寿命が短い可能性があるよ。稚魚の飼育は難しいから、2cm程度の若い個体がおすすめだよ。

販売店について教えてください。

メダカを購入する際には、信頼できる販売店を選ぶことが大切だよ。弱っているメダカや死んでいるメダカが展示されているようなお店では購入を避けよう。通販で入手することもできるので、選択肢のひとつとして考えてみてね。
メダカの命に最後まで責任をもとう

メダカを飼育するときは、最後まで責任を持って飼育することがとても大切なんですよ。

メダカを放流すると、生態系に悪影響を与えることがあります。でも、飼うのは簡単じゃないんです。水槽の大きさや、水質の維持、餌の与え方、そして定期的なメンテナンスが必要なんです。

飼いきれなくなった場合は、責任を持って処理することが大切だね。飼いきれなくなった場合の譲渡先を探すことも必要だね。
まとめ
- 水槽選びと設置:メダカの飼育には適切な水槽と設置が必要です。1匹あたり2リットル以上の容量を用意し、水槽内にはバクテリアの生育環境を整えるためにフィルターを設置しましょう
- 水質の管理:水質管理はメダカ飼育の最も重要な要素の一つです。水替えは週に1〜2回行いましょう。水の入れ替えの際には、水道水にカルキ抜きを使用することも大切です。
- 健康な個体を選ぶ:初心者はメジャーな品種を選ぶことをおすすめします。若い個体で、体表に異常がなく、元気に泳いでいるものを選びましょう。
- 生涯飼育:メダカは、必ず責任をもって最後まで飼育しましょう。生態系の攪乱をもたらす場合がありますので、近くの川や池に放流することは絶対にやめましょう。


